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杏里の楽美(旅)日記

気分はマイ・インターン!LAへファッションのお仕事に!

カナダのワーキングホリデーでネイリストとなり、まさかのチップ生活で給料全額貯金というステキな生活ができたAnri。貯まったお金でちょっくらボーナスステージにでも行ってみるかと、別のお仕事にも挑戦してみた。選んだ場所はロサンゼルス。選んだ仕事はファッションデザイナーさんへの営業アシスタント。お給料は発生しないインターンであったが、「ロスでデザイナーさんと仕事してきたよ」というカッコいいセリフを言いたかったがために(笑)お金を払って経験を買った。

ロスでインターンってどう見つけたの?

インターネットで「仕事 海外 美容関係」みたいに検索することからやっていった気がする(うろ覚え)。この時、日本で海外インターンシップを斡旋するエージェントが沢山あるのだなということを知り、そこに問い合わせをしてみた。今の時代、少しでも興味のあることは何でも検索してみると動きだすものね。

まずはSkypeで無料カウンセリングをしてもらい、その後インターン先の会社のマネージャーとSkype面接して採用されればそのままGo。という流れだった。当時マイナス20度のカナダに住んでいたのもあり、いちいち外に出なくていいから楽。

Skype面接は日本語と英語両方。11か月ネイルサロンで接客してきたAnriの底力を見せたれと思い意気込んでいたが、簡単な自己紹介をするぐらいで終わった。決まったインターン先は、ロサンゼルスの中でもデザイナーさんが多く在住する地区で、お洋服のパーツを販売するBtoB服飾会社の営業だった。英語の商談も聞けつつ、現地のデザイナーさんがどんな風にお洋服を創っているのか見れる大チャンス!ワーキングホリデーの期間はあと1カ月残っていたが、寒いトロントは2月でおいとまし、3~4月に平均気温25度の過ごしやすいロスへ移動することにした。

因みに、2か月間のインターンでかかった費用だけでいうと15万程度。ネイルサロンで稼いだ分の貯金は、LAでのインターン&生活費と帰り際のラスベガス&ディズニー旅費を払って±0いう感じだった。そろそろ自分は余裕を持つことを学んでほしい。

LAインターンでできた経験3つ

①現地ファッションデザイナーさんとの商談参加

ロサンゼルスのファッションディストリクトという地区にショールームで働くことになったAnri。接客英語はなんとかなったものの、ビジネス英語はまた一段と難しくなる。専門用語も増え、ビジネスだからこそ出てくるフレーズもたくさん出てくる。そんな中で、とにかく現地アメリカ人の横について商談をフンフンと聞いてみてみる経験をしてみると、ああ、英語の習得への道はまだまだやな…。と痛感した。結局は、様々な場面をいかに経験するかで、ボキャブラリーも圧倒的に変わってくるのだな。1年の中でも、いかに色んな場面に遭遇できる環境を作るか、というのが英語習得の分かれ道。

②はじめてのおつかい

ロサンゼルスのファッション地区を歩き回って、取引先のお客さんへちょっとしたサンプルのお届け物を任せられたりもした。これは良いお散歩にもなるし、色んなデザイナーさんの作業場やお店が見れた。「Anriなんか食べるもの買ってきて」という半ばパシリ案件もあったが、(笑)これはこれでいい経験。優しいマネージャーは、私の分のコーヒーもお小遣いにいれてくれたしね。

③ニューヨーク支店との業務やり取り

エクセルで、今日の発注案件をニューヨーク本部に共有したり、ちょっとしたメール返信というデスクワークもやらせてもらえた。現地アメリカ人に、「Anri、これ、お願いね」と女性スタッフにウィンクされながらどっさり発注資料を渡され、「All right」と受け取ってコツコツ入力していくその様は、まるでアンハサウェイの映画「マイ・インターン」のようだった。(デニーロ側。笑)

まとめ:カナダとLAから得られたもの

お金を払って仕事をするだけあって、割と会議や商談、展示会の出展も参加させてもらったが、その業界ならではのボキャブラリーやビジネス英語のフレーズが多く、1年のワーホリ経験をもってしても難しいものがあった。英語の習得をどのレベルまでもっていくかもよるが、私が海外生活を経験した肌感覚では、こんな感じだろうか。

・旅行行ったときに困らない程度→ワーホリせずとも日本で勉強するでOK

・海外の人達と仲良くなって日常会話を楽しみたい→1年ぐらいは海外生活した方が話すネタも増えてGood

・ビジネス英語まで習得したい→1年だとなかなか難しかったので、3年ぐらい体当たりで仕事していくのがBest

ともあれ、英会話も会話なので、自分が話す「ネタ」の引き出しをどのくらい持っているかが、目の前の人との良好な関係づくりを左右する。「英語をしゃべれるようになろう!」と意気込んで海外生活にいってみたものの、帰ってきてから役に立っているのは「海外に行った事実・経験」と「面白いね!」と思ってもらえるネタ力である。仮にワーホリして全然英語習得できなかったとしても、それをネタにして英語で話すことぐらいはできるので、笑って英語を教えてくれるお友達や、その行動力を買ってくれる支援者はできるのではないだろうか。

次回は、ワーキングホリデーを通して自分の思う「人生模索論」をまとめて、海外生活エピソードを終わりにしようと思う。

To be continued…

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