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杏里の楽美(旅)日記

20代女子がホテル暮らしして学んだこと5選(豊かさを追求する質問付き)

「家を手放しました。」

「楽しんで、美しくなる」そして「いくつになっても美を楽しもう」という意味合いでつけた、「たびびと(楽美人)ネイリスト」という肩書を思いついてから1年が経とうとしている。

「家を手放して、ホテル生活をするようになりました。」

毎年何か新しいチャレンジをするスタンスが染みついてきた26才アンリッホは、今年の新たなる挑戦として「たびびとネイリスト」のブランディング確立のために、家と物を極限まで手放すということをしてみた。このブログを書いている今はホテル暮らしを始めて2か月弱という感じだが、そろそろ慣れてきたので、この生活を通して気づいた大切な気づきと問いかけを5つまとめることにする。

①毎日の幸せは量ではなく、質である。

アンリッホの現在の服全部。5着₊コートで生きている。

ホテル暮らしをスタートするにあたってまず乗り越えなければいけない第一関門は、「ミニマリストになること」

今年の1月にホテル暮らしを決めて、1カ月で部屋の持ち物を断捨離していったのだが、ごみ袋10袋は軽く超えていた。今回はお洋服にフォーカスして、①がどういった意味なのかをまとめたい。

服は結構好きで、休日の過ごし方の一つに、実の祖母とランチをしつつ、地元の百貨店や駅ナカでショッピングをしてシーズンもののお洋服を買ってもらうという「ババ活」をやっていたほどであったのだが、

服を捨てるのは苦渋の決断というわけでもなく、以外とすんなり”超一軍”のお洋服は決めることはできた。画像を見ての通り、取捨選択をしてくうちに、「ああ、アンリッホはお花柄が好きなのね」と自然と自分で気づき、それに合わせたコーデを優先してあげるだけで良かったのである。「決断」は「決めて、断つ」と書くように、一度決めてしまえばあとは他のものは感謝してさよならをするだけ。そして、自分が心から良いなと思った基準に、生活の軸を合わせてあげること。

他のコスメや日用品も同様に断捨離していくと、ここで気づいた素晴らしいこと。

「毎日”超一軍”に囲まれた私でいられる!!!」

幸せに生きることは、沢山のものを持ったり、忙しく予定を詰め込むことでは成り立たない。

「本当に、それはあなたにとって大事ですか?好きですか?」

この質問を繰り返した毎日は、きっと豊かな人生に繋がっていくと確信している。ホテル暮らしに付随して得られたミニマリスト生活ではあるが、この質問をする習慣が付くこは、かなりの財産になるのではないだろうか。

②ちゃんと寝れば、キレイ。

休日の一枚。寝ること、休むことも素敵な仕事をするための一要素。

現在メインで滞在しているホステルでは、幸か不幸か消灯時間が決まっている。

20代はまだまだやりたいこともいっぱいあるし、SNSは忙しいし、周りの人から素敵な情報も沢山もらえる、いわば現代はとても恵まれた環境。だが、夜遅くまでダラダラと夜更かしをしてしまう20代女子の代償は大きい。(私を筆頭にしたロングスリーパーの人は特に。)

翌日の化粧ノリは悪く、成長ホルモンも出ないのでお肌のターンオーバーだって遅くなる。お仕事も集中できなければ、疲れが如実に顔に出る私のような性質だと、周りからの印象もよろしくない。「疲れてるね」って月1で言われやすい人は要注意。

ミニマリストになって、化粧品はオールインワンを色々と試しているのだが、それ以上に本当の美容の基盤となる行動は「ちゃんと寝ること」であることを肌身で感じた。

23時でホテルのラウンジは消灯するので、否が応でもベッドルームへ行く。そこにはテーブルもなく、電気も豆電球サイズの小さなものしかないので、寝るしかない。結果私は、よほどネイルで遅くならない限りは7時間は寝れる環境になり、すこぶる体調も良くなり、仕事もパフォーマンスも上がり、感情面のストレスも無くなった

寝るということは、お肌も、思考も、感情もキレイにしてくれる。どうか、「まだいける」と夜遅くまで頑張りすぎている人がいたら、「それは今やらないと死んでしまうことか?」という質問を一回自分に投げかけて、しっかりベッドで明日のキレイを作ってほしい。

③最先端の”一次情報”を得よう。

ホステルって汚いイメージある人も多いけど、東京は格別にキレイでオシャレ。ここは東京ミズマチの一角にある、WISE OWL HOSTELS。

最近読んだ本の中で、学ぶということは人・本・旅からできることであるが、この中で唯一、旅だけが持っている特徴があるという。それは、「一次情報に触れることができる」ということ

一時情報というのは、人の手を経由していない、新鮮なナマの情報であるということだが、本の著者によると、「インプットされる情報が既に人と異なるものであれば、ユニークなアイデアを得られやすくなる」と示されている。(山口周「自由になるための技術 リベラルアーツ」講談社 p.263より)

「個の時代」と言われて久しい現代。「わたし」は他とどう違うのか?というビジネス的な差別化を考えるにあたっても、自分ならではの魅力的なブランディングを考えるにあたっても、「他の人はしていないであろう経験」をストックしていくのはすごく大切になってくるのではないだろうか。

そのための手段として、「旅」というツールを挙げているが、こんなご時世でもあるので、「色々試してみる」「新しい経験をしてみる」という積み重ねをいかにしていくかが、素敵な「あなたブランド」の一番の近道であろう。

「それは、あなたしかできない経験だろうか?」

物は少なめに、経験は沢山。アンリッホもこのモットーで、日々精進である。

④部屋を狭くしたら悩みは消えた!

上野にあるゲストハウスtoco.。なんと築100年の古民家ホステル!

③から繋がることでもあるが、悩みを克服したい時や、自分を磨いていくためにまずするべきこととしてアンリッホおススメの手段がある。それは、スキルアップのために机に向かうことでもなく、行動目標を紙に書いて壁に貼ることでもなく、「環境を変えてしまうこと」である。

実際の私の悩みとして、「お家にいるとダラダラしてしまうんだよなあ…」というものが、個室を持っているシェアハウス時代にずっと持っていたものであったのだが、今のホテル生活は、日常生活に人の目が加わる。ベッドルームはもはやベッド以外に過ごせるスペースはないので、「自然と寝るときだけ行く部屋」になるので、それ以外はラウンジで作業したり、サロンで作業したり、お外に必然的にでなければいけなくなる。

お蔭で何の努力をしなくても、「ダラダラ病」に苦しむことは無くなり、集中する時はシャキーンと作業ができる。「いかに頑張らずに成長できるか?/悩みを解消できるか?」というところを突き詰めるのも、以外と発想の転換になって面白い。

短所があるなら、その短所を感じさせない環境づくりを。いっそのこと暮らしや環境を根本的に見直してみると、自然と悩んでいたことも解決するかもしれない。20代ならな尚更フットワーク軽いうちに、色んな環境設定を試してみよう。

⑤ダメでもともと&失うものは無いメンタルの無敵感。

「無い」という言葉は、なんとなくマイナスイメージがあるが、実は無いからこそ出せる強みもあったりする。

無いからこそなんとかしなくてはいけない状況なので、知らない人に色んな提案や相談をするチャンスに沢山巡り合えるというのも、ホテル暮らし&ミニマリストの素敵な特権である。

実際、ホテルご近所に住んでいるお客様から「原宿じゃなくて、ホテルでネイルできないか?」という質問をフラッといただいたときに、ホテルのマネージャーさんにアポを取って緊張しながら打診した時もあり、

郵送物を送るためにガムテープをどこかからお借りしなくてはいけなくなり、コンビニの店長さんにご相談することもあった。(「ん~、ほんとはダメなんだけどね~、今回だけ特別ね?」と、素敵なおばちゃん店長がご対応してくれた。感謝の気持ちも倍増である)

「無理だろうな」と思っていたことが以外とすんなり通ったりするので、人生何が起こるか分からない。ダメで元々だし、断られても自分が失うものはない状況が以外と多い世の中なので、お断りされることや否定されることを恐れずに、自分がふと思ったことは言ってみるのも良いだろう。

「その願望は、口に出して言ってみたか?」

「ダメで元々」メンタルで何事も発信してみよう。以外と世の中は優しく、人間愛は色んな状況下で感じることができる。

まとめ:人生が豊かになる5つの質問

  • 「本当に、それはあなたにとって大事か?好きか?」
  • 「それは今やらないと死んでしまうことか?」
  • 「それは、あなたしかできない経験だろうか?」
  • 「いかに頑張らずに成長できるか?/悩みを解消できるか?」
  • 「その願望は、口に出して言ってみたか?」

以上、2か月家と物を手放してホテル暮らしをしてみた所感と、実践したことからまとめた5つの質問リストである。まだまだ改善したいライフスタイルの部分も多いので、今後もブログにて考えをブラッシュアップしていきたい。

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